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2019/07/18

加藤昌人博士 セミナー開催案内 「Low-complexity配列が創る新・構造生物学:クロスβポリマー、相転移・相分離、そして神経変性疾患」


講演タイトル: Low-complexity配列が創る新・構造生物学:クロスβポリマー、相転移・相分離、そして神経変性疾患

講師:加藤昌人(UT Southwestern Medical Center 准教授)
日時:2019年7月18日(木) 15:00-16:30
場所:薬学部講堂
連絡先:蛋白構造生物学教室 清水(24840)

タンパク質のLow-complexity(LC)配列には重要な機能が備わっていることが知られているが、その機能がどのように発揮されるのか、これまで原子・分子レベルでのメカニズムは全く明らかになっていなかった。
我々は、FUSやhnRNPA2などのRNA結合タンパク質のLC配列が、クロスβポリマー(アミロイド様線維)を形成し、その溶液が相転移を起こして固体のハイドロジェルになることを発見した。その後の研究で、LC配列のクロスβポリマーは、新たな様式のタンパク質相互作用を司り、細胞内機能で重要な働きをしている事を明らかにしてきた。最も代表的な例は、LC配列の自己相互作用による相転移・相分離現象で、近年この現象はRNA顆粒などの細胞内の膜を持たない構造体の形成・維持機構として注目されている。また、FUSやTDP-43のLC配列には、神経変性疾患を引き起こす変異が数多く見つかっている。我々は、これらの変異が、クロスβポリマーの形成に異常をきたすメカニズムも明らかにした。
普段は構造を持たないLC配列が、自己相互作用によりクロスβポリマーを形成したり、クロスβポリマーが他のタンパク質と相互作用する様式は、きちっとした構造を持ったタンパク質による従来型の相互作用とは一線を画すものであり、構造生物学の新たな一分野を形成しつつある。

細胞内の相分離は生命科学の一分野を形成しつつあります。この分野のトップランナーの一人である加藤博士にセミナーをしていただきます。多数のご来聴をお待ちしております。

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