メニュー

EN

トピックス

2019/01/28

薬化学教室の尾谷優子講師、劉しん大学院学生、大和田智彦教授らが、360度回転するラ クタムアミドの構築に成功


薬化学教室の尾谷優子講師、劉しん大学院学生、大和田智彦教授らは、360度回転するラクタムアミドの構築に成功しました。本研究成果は、2019年1月28日付けでNature Communications電子版に掲載されました。
 
発表論文
雑誌:Nature Communications
題目:Amide nitrogen pyramidalization changes lactam amide spinning
著者:Yuko Otani*, Xin Liu, Hisashi Ohno, Siyuan Wang, Luhan Zhai, Aoze Su, Masatoshi Kawahata , Kentaro Yamaguchi, Tomohiko Ohwada * (*:責任著者)
DOI:10.1038/s41467-018-08249-9
論文へのリンク:https://www.nature.com/articles/s41467-018-08249-9
 
発表概要
ラクタム構造を持つ生物活性化合物は多数ありますが、環状アミドであるラクタムのアミドは通常360度回転できないため、どの構造が実在しているかあまり理解が進んでいませんでした。
今回創製したラクタムアミドはアミドが窒素ピラミッド化を起こし、アミドの回転と窒素ピラミッド化の方向が協調して分子が柔軟に変形するため、ラクタムのアミドが360度回転することが出来ることが分かりました。ラクタムは極めて一般的な化合物群であるにも関わらず、 ラクタムアミドの回転は今まであまり研究されていませんでした。
今回開発に成功した系を用いてラクタムアミドの回転が構造全体に与える影響を詳細に調べることができます。
本研究成果は、基礎化学研究のものですが、医薬品として期待されている環状ペプチドもラクタムであり、その形の制御への応用が期待されています。
また、分子モーターをはじめ分子マシンへ適応も考えられます。

2019/01/28
プレスリリース 薬化学教室の尾谷優子講師、劉しん大学院学生、大和田智彦教授らが、360度回転するラ クタムアミドの構築に成功
2019/01/17
プレスリリース 有機合成化学教室の三ツ沼治信 助教、田辺駿 学部生、布施拡 大学院生、金井求 教授らが、可視光のエネルギーを使って単純アルケンを有用分子に変換するハイブリッド触媒システムの開発に成功
2019/01/15
プレスリリース 天然物化学教室の胡志娟大学院生、淡川孝義講師、阿部郁朗教授らが、天然由来スルホンアミド抗生物質生合成に関わる新規多段階酸化酵素を発見
2019/01/11
プレスリリース 有機合成化学教室の若木貴行大学院生と金井求教授らの研究グループが、C-H結合を組み換えて炭化水素をアップグレードする触媒を開発
2019/01/09
プレスリリース 薬品作用学教室の野村洋助教(現・北海道大学大学院薬学研究院講師)、池谷裕二教授らの研究グループが、忘れた記憶を復活させる薬を発見
2019/01/07
受賞 生長幸之助講師(有機合成化学教室)、長友優典講師(有機反応化学教室)、宮本和範講師(基礎有機化学教室)がThieme Chemistry Journal Award 2019を受賞
2018/12/18
プレスリリース 分子生物学教室の壷井將史大学院生、岸雄介講師、平林祐介准教授、後藤由季子教授らの研究グループはマウス大脳の神経幹細胞を用い、組織幹細胞が特定の細胞だけを生み出せる機構のひとつを解明
2018/12/04
受賞 機能病態学教室・富田泰輔教授が2018年度島津奨励賞を受賞
2018/11/26
プレスリリース 東京大学、ネオファーマジャパン、クロエ、「ITヘルスケア」社会連携講座を開設
2018/11/13
プレスリリース 宇井理生名誉教授が文化功労者に選出
東京大学

東京大学 薬友会 薬学振興会
国際フォトテラノスティクス共同研究教育拠点 東京大学 医療イノベーションイニシアティブ
ワンストップ創薬共用ファシリティセンター 創薬機構
東大アラムナイ 東京大学基金

Copyright© 2018
東京大学大学院 薬学系研究科・薬学部
All Right Reserved.
Produced by coanet

ページの上部へ↑