メニュー

EN

トピックス

2019/05/23

機能病態学教室の堀由起子助教と富田泰輔教授、有機合成化学教室の相馬洋平グループリーダーと金井求教授らが、タウアミロイドに対する光酸素化の凝集抑制効果を解明


機能病態学教室の堀由起子 助教と富田泰輔 教授、有機合成化学教室の相馬洋平 グループリーダーと金井求 教授らが、高活性を有する新たな光酸素化触媒を開発し、光酸素化によるタウ凝集抑制効果を明らかにしました。
本研究成果は2019年4月26日付でChemical Communications電子版に掲載されました。
 
発表論文
雑誌:Chemical Communications
題目:Photo-oxygenation inhibits tau amyloid formation
著者:Takanobu Suzuki, Yukiko Hori, Taka Sawazaki, Yusuke Shimizu, Yu Nemoto, Atsuhiko Taniguchi, Shuta Ozawa, Youhei Sohma, Motomu Kanai and Taisuke Tomita
DOI: 10.1039/c9cc01728c
論文へのリンク:https://doi.org/10.1039/C9CC01728C
 
発表概要
アルツハイマー病(AD)の特徴的な病理学的所見の一つに、タウタンパク質が凝集し異常なアミロイドを形成して細胞内に蓄積する神経原線維変化が挙げられます。このタウアミロイドの形成・蓄積とその病理の広がりが、ADにおける認知機能低下と相関することから、その阻害がAD治療戦略の一つと考えられています。しかし、未だAD根本治療法開発には至っていません。
これまで本研究グループでは、アミロイドに対する酸素原子付加によってアミロイド形成を阻害する戦略を考案し、光刺激により酸素化反応を誘導する光酸素化触媒を開発してきました。今回、より酸素化活性の高い新規触媒の開発に成功し、in vitroにおいてタウアミロイド選択的に酸素化が可能であることを明らかにしました。さらに培養細胞において、酸素化によりタウアミロイド形成誘導能が減少することを明らかにし、タウアミロイドの病理形成の広がりをも阻害できる可能性が示唆されました。
本研究成果は、光酸素化触媒を用いたADに対する新規根本治療戦略の提示に繋がることが期待されます。
 

2021/03/03
プレスリリース 細胞情報学教室の渡邊謙吾 特任助教(研究当時)、森下和浩 大学院生、名黒功 准教授、一條秀憲 教授らが、細胞は目に見えないフォースを内側から感じることを発見new
2021/02/08
プレスリリース 薬品作用学教室の鹿野悠 大学院生(研究当時)、佐々木拓哉 特任准教授、池谷裕二 教授が時間認知を担う脳の神経活動を解明
2021/01/28
プレスリリース 生理化学教室の伊藤慶 大学院生、渡辺紘己 研究員、北川大樹 教授らが、高発癌性のMVA症候群の原因遺伝子Cep57とそのパラログが、中心小体の過剰複製を抑制することを解明
2021/01/20
プレスリリース 有機合成化学教室の藤原侑亮 大学院生、山次健三 助教、川島茂裕 特任講師、金井求 教授らの研究グループが、細胞内エピゲノムを操作可能な化学触媒系の開発に成功
2021/01/18
プレスリリース 薬品作用学教室の周至文 特別研究員、小山隆太 准教授、池谷裕二 教授がアストロサイトによる記憶の制御メカニズムの一端を解明
2021/01/15
プレスリリース 生理化学教室の知念拓実 助教、山崎香穂 大学院生、北川大樹 教授らが、 中心小体と中心体マトリックスによる協調的な二極紡錘体形成機構を解明
2021/01/13
プレスリリース 蛋白構造生物学教室の石田英子 特任研究員、大戸梅治 准教授、清水敏之 教授らがウイルスのRNAを感知するToll様受容体と輸送に関与するUNC93B1との複合体構造を解明
2021/01/07
プレスリリース 細胞情報学教室の小川基行 大学院生、名黒功 准教授、一條秀憲 教授らが がんの元になる細胞を周囲の正常細胞が認識・排除する機構を解明
2021/01/07
プレスリリース 薬品作用学教室の岡本和樹 大学院生(研究当時)、池谷裕二 教授らが、生物研究用に開発された蛍光ガラス素材の開発に成功
2020/12/26
プレスリリース 薬品作用学教室の井形秀吉 大学院生、佐々木拓哉 特任准教授、池谷裕二 教授が新しい学習に必要な脳の情報リプレイを解明
東京大学

東京大学 薬友会 薬学振興会
国際フォトテラノスティクス共同研究教育拠点 東京大学 医療イノベーションイニシアティブ
ワンストップ創薬共用ファシリティセンター 創薬機構
東大アラムナイ 東京大学基金

Copyright© 2018
東京大学大学院 薬学系研究科・薬学部
All Right Reserved.
Produced by coanet

ページの上部へ↑