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2018/05/26

薬品作用学教室(星雄高大学院生、 小山隆太准教授、池谷裕二教授)、生体分析化学教室(岡部弘基助教、船津 高志教授)、そして群馬大学大学院医学系研究科(柴崎貢志准教授)らの共同研究チームが、脳浮腫が生じる新たなメカニズムを解明


薬品作用学教室(星雄高大学院生、小山隆太准教授、池谷裕二教授)、生体分析化学教室(岡部弘基助教、船津高志教授)、そして群馬大学大学院医学系研究科(柴崎貢志准教授)らの共同研究チームは、脳浮腫が生じる新たなメカニズムを明らかにしました。本研究成果は2018年5月23日のThe Journal of Neuroscience誌(オンライン版)に掲載されました。
 
雑誌:The Journal of Neuroscience
題目:Ischemic brain injury leads to brain edema via hyperthermia-induced TRPV4 activation
著者:Yutaka Hoshi, Kohki Okabe, Koji Shibasaki, Takashi Funatsu, Norio Matsuki, Yuji Ikegaya, and *Ryuta Koyama.
DOI番号:10.1523/JNEUROSCI.2888-17.2018
アブストラクトURL:http://www.jneurosci.org/content/early/2018/05/23/JNEUROSCI.2888-17.2018
 

 脳浮腫は、脳組織に水分が過剰に溜まることで脳が膨張した状態です。脳浮腫は脳梗塞などの虚血状態によって発生し、致死率が高く、後遺症が生じることが問題となっていました。しかし脳浮腫の詳細な発生メカニズムは未だ解明されておらず、有効な治療法も十分に確立されていません。
 研究グループは、虚血性の脳浮腫において脳内温度が上昇することを生体外での実験系で発見し、温度受容体の一つであるtransient receptor potential vanilloid 4 (TRPV4)の活性化が脳浮腫の発生に関与することを明らかにしました。
 本研究から、脳内温度の上昇が脳浮腫に関与することや、その原因分子が明らかにされました。この発見は、脳梗塞などに伴う虚血による脳浮腫を抑制する治療薬の開発に繋がることが期待されます。
 
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