平成21年度レポート

  1. 水上 潤哉(細胞情報学教室・特別研究生)
  2. 片桐 一美(細胞情報学教室 修士2年)

水上 潤哉(細胞情報学教室・特別研究生)

派遣期間 平成22年3月11日〜 平成22年3月18日(8日間)

派遣先 Keystone Symposia meeting on Cell Death Pathways: Apoptosis, Autophagy and Necrosis

水上 潤哉(細胞情報学教室・特別研究生) 学会の口頭演題、ポスター発表は最近Top Journalに報告されたものから、これから発表されるであろう内容ばかりでありとても興味深かった。懇親会をはじめ、講演の合間にあるshort break等の休憩時間で様々な参加者と交流をもつことができた。学会中はいつでも気軽に議論できるようなスペースがとても充実していると思った。

自分の発表についても国内外をとわず、多くの方からsuggestionをもらうことができ、今回発表した内容に加え、さらに詳細な疾患の病態解明ならびに創薬のターゲットとなりえるような分子メカニズムの解明を目指して努力したい。

片桐 一美(細胞情報学教室 修士2年)

派遣期間 平成22年3月11日〜 平成22年3月18日(8日間)

派遣先: Keystone Symposia meeting on Cell Death Pathways: Apoptosis, Autophagy and Necrosis

片桐 一美(細胞情報学教室 修士2年) 2010年3月12日から17日まで、’Cell Death Pathways: Apoptosis, Autophagy and Necrosis’と’Metabolism and Cancer Progression’と題されたものがカナダ・バンクーバーにて合同で行われたKeystone Symposiaに参加いたしました。バンクーバーは丁度その時期にパラリンピックが開催されており、大変活気づいていました。この学会には、世界的にも最先端の研究を行っている研究者が集まってくるため、そういった方々の未発表データを含む発表を大変興味深く拝聴することが出来ました。

 今回の学会では、新たな発見が、新たに開発したメソッドを積極的に活用することで生まれてくるという、その成功例を目の当たりにすることができ、深く感銘を受けました。また、現在の研究状況を世界レベルで知ることができ、さらに、他の研究者とのディスカッションなども、海外の学会に初めて参加した自分にとっては大変勉強になりました。今回の貴重な体験が、今後の自分自身の研究生活に大変よい刺激になることを確信しており、このようなすばらしい国際学会に再び参加できるように、自らの研究を発展させていきたいと考えております。最後に、このような機会を与えてくださいました関係者の皆様に御礼申し上げます。