ABOUT基礎有機化学教室について
原子・電子レベルで現象を理解し、分子の自在構築によって
物質を科学する
基礎有機化学教室では、
1)物質の性質・現象を分子・原子・電子といった“化学の言葉”として理解し、
2)原子どうしの結合を自在に操る反応を開発する、
3)機能ある物質をつくりだす
ことを目指し、日々研究を行っています。
分子レベルでの「ものづくり」は現代社会を支えるキーサイエンスの一つです。私たちの研究室では、1mの1/10億(ナノメートル;nm)以下という小さな小さな分子を緻密に化学変換する技術の開発に取り組んでいます。また、そのためにはこの小さな世界での「できごと」を正確に探る必要があります。
ここで有効になるのが、「計算化学・理論化学」であり、「物理化学・分光学」です。最近の分光学・理論計算の進歩によって、物質を形成する電子の状態や、分子が反応するスナップショットを正確に予測・再現できることがわかってきました。
合成化学・分光学・理論計算の3つ手法を柱として、分野横断型の元素化学を展開し、生命現象の解明・新たな物質科学の創出に挑んでいます。
News
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2019-12卒業生の 中 寛史 博士(現・名古屋大学大学院理学研究科 助教)と 高石 和人 博士(現・岡山大学大学院自然科学研究科 講師)が 2019年度有機合成化学協会 有機合成化学奨励賞 を同時受賞。おめでとうございます!
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2019-12王 助教 が Thieme Chemistry Journal Award 2020 を受賞。
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2019-11小山田 健太(M1)が 第 9 回 CSJ 化学フェスタ 2019 において、優秀ポスター賞に選ばれました。
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2019-10王 助教 が Chemist Award BCA 2019 を受賞。おめでとうございます!
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2019-06検見川運動会、史上初(?)の雨天中止。。その代わり卒業生もたくさん来てくれて、本郷にて楽しい同窓会になりました。
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2019-04近藤 正樹、中島 美涼、森本 弘毅(以上3名、発表当時 M2)、浅野 規仁、森本 賢介、渡部 衛(以上3名、発表当時 M1)が 日本薬学会第139年会(2019年3月 千葉)において、「学生優秀発表者賞」を受賞!
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2019-04宮本 准教授 が 文部科学大臣表彰 若手科学者賞 を受賞。おめでとうございます!
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2019-04北沢 裕 博士 が JSPS 海外特別研究員から帰国し、信州大学 先鋭材料研究所 に 准教授 として着任されました。
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2019-04谷岡 卓 博士(JSPS 博士研究員)が 愛知学院大学薬学部 に 助教 として着任されました。
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2019-02金澤 純一朗 助教 が 着任されました。
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2019-01宮本 講師 が 准教授 に昇任されました。
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2018-11宮本 講師 が Thieme Chemistry Journal Award 2019 を受賞。
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2018-11小島 玖美子(M2)、浅野 規仁(M1)、田中 裕介(M1)、渡部 衛(M1)が 第 8 回 CSJ 化学フェスタ 2018 において、優秀ポスター賞に選ばれました。
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2018-11手塚 則亨(D2)が第44回反応と合成の進歩シンポジウムにおいて、優秀発表賞を受賞!
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2018-09宮本 講師 が Chemist Award BCA 2018 を受賞。おめでとうございます!
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2018-09平野 助教 が 第48回複素環化学討論会において、Chemical Science Presentation Prize を受賞。
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2018-06検見川運動会において、卓球(宮本・村山ペア)4位、サッカーは3位!(連続表彰台 死守!)
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2018-03王 助教が 平成30年度日本薬学会 奨励賞 を受賞。おめでとうございます!
連絡先
東京大学大学院薬学系研究科 薬科学専攻
基礎有機化学教室
03-5841-0732 (代表)、 0783 (宮本、金澤)、0277 (平野)、1089 (王)uchiyama[at]mol.f.u-tokyo.ac.jp
[at]を@に置き換えてお送りください。
