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Akt
   AktはPH(Plekstrin Homology)ドメインをN末に有するセリン/スレオニンキナーゼである。Aktの活性化にはThr308とSer473の2ヶ所のリン酸化が必要であり、このリン酸化はともにPI3キナーゼの下流で制御されている。つまり、PI3キナーゼによって産生されたPI(3,4,5)P3がPDK1(Thr308をリン酸化するキナーゼ)とAktのPHドメインに結合し、これらの分子を膜近傍に集め、Aktのリン酸化を引き起こす。Ser473をリン酸化するPDK2の実体はまだ不明である。


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