マイクロドーズ・探索臨床試験研究会
この研究会は、当初「マイクロドーズ臨床試験研究会」として発足しましたが、2007年2月、本邦初のこの分野の成書「マイクロドーズ臨床試験:理論と実践−新たな創薬開発ツールの活用に向けて−」を刊行したことを機に、探索臨床試験にも検討課題を広げ、時々刻々と更新されるこの新しい分野についての情報を発信すべく、ホームページを設けることにしました。
この研究会は、杉山が分子イメージング研究プログラムにおける創薬候補物質探索拠点のプログラムオフィサーを担っていることから、国内でのマイクロドーズ臨床試験、PETの医薬品開発への応用を、早期に実現するための意見交換の場を設けることが急務であると感じ、2006年1月に第1回会合を設けたものです。この分野の有識者が、全国各地から無償で参集し、日夜を問わず電子メールでも、熱い議論を交わし、短期間に、学術論文、エッセイ、そして書籍を、プロダクトとして世に送り出してきています。
引き続き、新たな情報を発信していきますので、皆さんのご意見を寄せていただけることを、心から願っております。
杉山 雄一
●成果物一覧
【書籍】
杉山雄一,栗原千絵子編著.マイクロドーズ臨床試験:理論と実践−新たな創薬開発ツールの活用に向けて−.じほう 2007.
杉山雄一、栗原千絵子、矢野恒夫、馬屋原 宏、残華淳彦、熊谷雄治、西村伸太郎、伊藤勝彦、谷内一彦、加藤基浩、井上登美夫、鈴木和年、須原哲也、池田敏彦(マイクロドーズ・探索臨床試験研究会有志).マイクロドーズ臨床試験の実施基盤・第2報:指針作成の提言と論点提示.In:杉山雄一,栗原千絵子編著.マイクロドーズ臨床試験:理論と実践−新たな創薬開発ツールの活用に向けて−.じほう 2007;315-339.
【マイクロドーズ・探索臨床試験研究会リレー・エッセイ】
「臨床評価」34巻3号掲載
伊藤勝彦.三越大根プロジェクト(MDP),別名プロジェクトKFD(ケンタッキーフライドデータ):−臨床開発のプロでなくてもできる,一括丸投げCROサービスはいかが?−.臨床評価;34(3):614-8.
「臨床評価」34巻2号掲載
伊藤勝彦.芸術家たる合成化学者が新しい創薬の扉を開く.臨床評価 2007;34(2):375-8.
「臨床評価」34巻1号掲載
伊藤勝彦.フェーズT試験スキップ論.臨床評価 2007;34(1):203-5.
川上浩司.マイクロドーズ試験に対する懐疑論?.臨床評価 2007;34(1):206-7.
「臨床評価」33巻3号掲載
矢野恒夫.柔らか頭で創薬しましょう−MD研究会の出発.臨床評価 2006;33(3):717-19.
伊藤勝彦.Microdosing−勇気をもって背広組から化合物を取り返せ−.臨床評価 2006;33(3):719-21.
池田敏彦.猫の首に鈴をつけるのは誰?−ヒトラジオアイソトープ試験と有限責任中間法人医薬品開発支援機構(APDD)−.臨床評価 2006;33(3):721-24.
●関連文献
馬屋原 宏.マイクロドーズ臨床試験の安全性.臨床評価 2006;33(3):679-94.
馬屋原宏.単回microdose臨床試験(EU型スクリーニングPhaseT試験)とその実施のための非臨床安全性試験.臨床評価 2004;31:331-50.
●関連シンポジウム