
薬品代謝化学教室では「化学」を基盤とした生命科学研究(Chemical Biology)を行っており、具体的には以下の二つの研究テーマを展開している。
- 生命科学研究の目的は生命の仕組みを解明することであるが、最近では生きた状態の細胞(living cell)および個体レベルを研究対象とした段階に進展してきており、この生細胞および個体の解析ではバイオイメージング技術が強力な研究手段である。我々の研究室ではこのバイオイメージングの技術開発とそれを用いた生命現象の解析を研究テーマの一つとしている。
- 更に生命科学研究の将来の方向として、生命現象の解明だけに留まらず、得られた知見に基づいて思うがままに生命現象を変化させる研究が挙げられる。iPS研究はその代表例である。前述の研究を「あるがまま」の研究と呼べば、これは「思うがまま」の研究と名付けることができ、病気の状態を望ましい状態に戻すこともこの研究に含まれ、これは創薬研究である。この観点から我々の教室では「化学」を基盤とした生命科学研究として創薬研究も研究テーマとしている。

