メンバー

山内翔太(特任助教)、周翔宇(D2)、小川基行(D1)、小田原傑(B4)、深谷俊介(B4)

研究プロジェクト

 DNA損傷等のストレスにより、細胞増殖が不可逆的に停止することを、細胞老化といいます。本グループでは、細胞老化の分子メカニズムの解明を目指し、(1) 細胞老化の誘導や老化細胞特有の性質に関わる遺伝子の網羅的探索、(2) 細胞老化におけるASKファミリーキナーゼの役割の解析、に取り組んでいく予定です。
 細胞老化は、1960年代に、培養細胞において発見された現象ですが、今日では、加齢に伴う何らかのストレスにより、個体内でも起こっていることがわかっています。細胞老化による組織幹細胞の枯渇は、組織修復能の低下につながるとされています。また、個体内に蓄積した老化細胞は、炎症性サイトカインを恒常的に分泌することで、様々な老化関連疾患の一因になると考えられています。このため、細胞老化の分子メカニズムを解明することは、「生物はなぜ老いるのか?」という問いに対する答えを探る上で、重要な足掛かりとなる可能性があるといえます。