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2020/11/10

後藤由季子教授が2020年秋の 紫綬褒章を受章


薬学系研究科の後藤由季子教授が、2020年11月2日の褒章発令において、学術・芸術・スポーツ分野で業績の著しい方を対象とする紫綬褒章を受章されました。



後藤教授は、永年にわたって生命科学の教育、研究に務められ、特に、「MAPキナーゼ経路」の同定ならびに神経幹細胞運命制御機構の解明、に多大な貢献をされました。生命体の基本構成単位である細胞は、細胞外から増殖因子、分化因子などの情報を受け取って細胞内の核(DNA)へと情報を伝えることで、自身の機能・性質の変化、増殖や生存などの運命変化、の決定を行います。「MAPキナーゼ経路」はこの情報伝達を司る主要な経路です。「MAPキナーゼ経路」の同定は、生命体の成り立ちを理解するという生命科学の基礎として根源的な発見であったと同時に、「MAPキナーゼ経路」の異常活性化が癌化につながることから医学的社会的インパクトも大きなものでした。また後藤教授は、細胞運命制御に魅せられて幹細胞が組織を作り上げる過程を研究し、脳の幹細胞である「神経幹細胞」の巧妙な運命制御機構をいくつも明らかにされました。その中でも、成体(大人)の脳に存在する神経幹細胞の胎生期の起源を明らかにした発見は、アイデアの意外性・独創性、実験的証明の明確さが世界的に高く評価されています。後藤教授は、現在も脳発生の基本原理とその異常による脳疾患への関連を精力的に研究されています。そして神経科学、幹細胞学の分野で主要な国際学会のプレナリー講演や国際誌のアドバイザーを数多く務めるなど国際的な活躍をされています。

後藤教授の今回のご受章は、基礎学術への国際的貢献と種々の学術界への貢献を高く評価されたものです。御受章を心よりお祝い申し上げますとともに、今後の益々の御活躍を祈念いたします。
(大学院工学系研究科・工学部 平林祐介)

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