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2021/03/26

有機合成化学教室と機能病態学教室が共同で、アルツハイマーモデルマウスの脳内で非侵襲的にアミロイドβの凝集体を低減する化学触媒を開発


有機合成化学教室の永島 臨 大学院生(当時)、古田 将大 大学院生、大井 未来 博士研究員、相馬 洋平 グループリーダー、金井 求 教授と、機能病態学教室の小澤 柊太 大学院生、堀 由起子 講師、富田 泰輔 教授のグループが、アルツハイマーモデルマウスの脳内で非侵襲的にアミロイドβの凝集体を低減する化学触媒の開発に成功しました。この化学触媒をマウスに静脈注射すると血液脳関門を透過し、頭部にオレンジ色の光を照射することでアミロイドβ凝集体をマウスの脳内で選択的に酸素化し、アミロイドβを減少させることができました。アルツハイマー病に対する根本的治療法は現在、存在しませんが、触媒が促進する化学反応を用いる新たなアルツハイマー病治療法の創出につながることが期待されます。
本研究成果は、Science Advances誌(3月24日オンライン版)に掲載されました。
 
雑誌名:「Science Advances」(3月24日付)
論文タイトル:Catalytic photooxygenation degrades brain Aβ in vivo
著者:Nozomu Nagashima, Shuta Ozawa, Masahiro Furuta, Miku Oi, Yukiko Hori, Taisuke Tomita, Youhei Sohma, and Motomu Kanai
DOI番号:10.1126/sciadv.abc9750
アブストラクトURL:https://advances.sciencemag.org/content/7/13/eabc9750
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