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2021/12/15薬化学教室の大和田智彦教授が2022年度日本薬学会学会賞を受賞
薬化学教室の大和田智彦教授が公益社団法人日本薬学会の2022年度学会賞を受賞することになりました。対象になった研究課題は「窒素原子を含む結合活性化学種の発見」です。
大和田教授は、窒素ピラミッドアミドの立体制御に基づくペプチド様ヘリックス分子の創製やS-ニトロソ化反応を引き起こすN-ニトロソアミンの創製、窒素カチオンへの隣接基関与、窒素原子が関与する特異な炭素カチオンの反応など、新しい化学現象、特に窒素原子を含む化学結合の活性化に興味を持ち、新たな性質をもつ化学結合を発見しました。
この発見が、思いがけず機能ある物質、特に生物活性のある分子の創製につながることを示しました。
日本薬学会学会賞は、薬学の基礎および応用に関し、同学会を代表するに足る研究業績をあげ、世界の学術進歩に著しく貢献した研究者に送られる賞です。
大和田教授は、窒素ピラミッドアミドの立体制御に基づくペプチド様ヘリックス分子の創製やS-ニトロソ化反応を引き起こすN-ニトロソアミンの創製、窒素カチオンへの隣接基関与、窒素原子が関与する特異な炭素カチオンの反応など、新しい化学現象、特に窒素原子を含む化学結合の活性化に興味を持ち、新たな性質をもつ化学結合を発見しました。
この発見が、思いがけず機能ある物質、特に生物活性のある分子の創製につながることを示しました。
日本薬学会学会賞は、薬学の基礎および応用に関し、同学会を代表するに足る研究業績をあげ、世界の学術進歩に著しく貢献した研究者に送られる賞です。
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