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2021/12/15

免疫・微生物学教室の堀昌平教授が第24回日本免疫学会賞を受賞


日本免疫学会賞は、免疫学の進歩に寄与する独創的で顕著な研究成果を発表し、なお将来の発展を期待し得る学問的に優れた研究者に対し授与される賞です。受賞の対象となった業績は、「制御性T細胞による免疫制御機構の解明」です。
 
研究評価の内容とその理由
堀昌平氏は制御性T細胞を基軸にして、免疫学的自己寛容と免疫恒常性の確立・維持機構の解明という免疫学における本質的な課題に一貫して取り組んできた。その中でも制御性T細胞のマスター転写因子であるFoxp3を同定したことは、本学術領域の金字塔とも言える。堀氏は研究者として独立後も、制御性T細胞の可塑性と系列安定性や、非リンパ組織における制御性T細胞の役割の解明、組織における制御性T細胞の分子基盤としてのBATFを同定し組織としての適応の意義を明らかにした。これらの成果は国内外に広く認められており、本領域における世界的なリーダーの一人であることは疑いない。堀氏は今後も免疫自己寛容の原理という免疫学における喫緊の重要課題の解明や、抗原特異的免疫応答の操作を介した臨床への応用にも貢献することが大いに期待される。
https://www.jsi-men-eki.org/scientist/award/award1/winner/

2024/04/18
受賞 薬品代謝化学教室の浦野泰照教授が第1回神戸賞・大賞を受賞new
2024/03/22
プレスリリース 生理化学教室の竹田穣大学院生、知念拓実助教、畠星治特任講師、北川大樹教授らの研究グループが中心小体の基本骨格形成メカニズムを解明
2024/03/18
プレスリリース 天然物合成化学教室の渡邉歩博士、長友優典講師、廣瀬哲博士、彦根悠人大学院生、井上将行教授が、AIDS根治を志向したチグリアンジテルペンの全合成を達成
2024/02/16
プレスリリース 分子薬物動態学教室の吉開泰裕大学院生、水野忠快助教、楠原洋之教授らの研究グループが、言語AIが多様な化合物構造を学習する過程の特徴を発見
2024/02/08
受賞 天然物化学教室の森貴裕准教授が第16回井上リサーチアウォード (Inoue Science Research Award)を受賞
2024/02/07
プレスリリース 衛生化学教室の青木淳賢 教授、薬化学教室の大和田智彦 教授らの研究グループが免疫を活性化するGタンパク共役型受容体GPR34のリガンド結合様式を解明
2024/01/17
プレスリリース 蛋白構造生物学教室の浅見仁太 大学院生(研究当時)、清水敏之 教授、大戸梅治 准教授らの研究グループがB型肝炎ウイルスが感染受容体に結合するしくみを解明
2024/01/12
プレスリリース 薬品代謝化学教室の小松徹助教らの研究グループが、1分子レベルの酵素活性計測に基づく膵臓がん患者血液中の酵素活性異常の発見
2024/01/09
プレスリリース 薬品作用学教室の池谷裕二教授が、東北大学と共同で、迷走神経は情動を形成するための脳活動と連動する仕組みを解明
2023/12/22
プレスリリース 東京大学大学院薬学研究科の冨士田壮佑特任研究員、三浦正幸教授、中嶋悠一朗講師らの研究グループが、常在幹細胞と再生特異的な未分化細胞が協調することでクラゲの触手が迅速に再生する仕組みを解明
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