国際交流
トピックス
2021/12/28古市泰宏先生が第5回日本医療研究開発大賞文部科学大臣賞を受賞
古市泰宏先生(現新潟薬科大学客員教授)は東京大学薬学系大学院時代(衛生裁判化学、浮田忠之進教授)から核酸化学を学び、その基盤の上に、1975年にm7GpppNmキャップ構造をmRNA中に発見されました。このキャップ構造はmRNAの5’末端に存在し、mRNA翻訳と安定性に関わる真核生物に共通の化学修飾です。Covid-19 mRNAワクチン開発においてもキャップ構造は不可欠なmRNA修飾として使われ、古市先生の基礎研究は多くの人を感染から守るワクチン開発に大きく貢献しました。
日本医療研究開発大賞は、医療分野の研究開発の推進に多大な貢献をした事例に関して、功績を称えることにより、国民の関心と理解を深めるとともに、研究者等のインセンティブを高めるための賞として平成29年度より行われています。文部科学大臣賞は科学技術・学術の振興の視点から特に顕著な功績が認められる事例に関して授与されます。
日本医療研究開発大賞は、医療分野の研究開発の推進に多大な貢献をした事例に関して、功績を称えることにより、国民の関心と理解を深めるとともに、研究者等のインセンティブを高めるための賞として平成29年度より行われています。文部科学大臣賞は科学技術・学術の振興の視点から特に顕著な功績が認められる事例に関して授与されます。
- 2023/09/22
- プレスリリース 有機合成化学教室の幅崎美涼 大学院生、水本真介 受託研究員、梶野英俊 博士研究員、川島茂裕 准教授、山次健三 助教、金井求 教授らの研究グループが、細胞内で酵素のようにヒストンを修飾する化学触媒の開発に成功
- 2023/09/14
- 受賞 分子生物学教室 後藤由季子教授が2023年度「武田医学賞」を受賞
- 2023/09/14
- プレスリリース 蛋白構造生物学教室の張志寛 助教、大戸梅治 准教授、清水敏之 教授らの研究グループが、NLRP1インフラマソーム活性化の新たな抑制因子としてチオレドキシンを同定し、その複合体の構造を解明
- 2023/09/09
- プレスリリース 東京大学大学院薬学研究科の長井広樹博士研究員、三浦正幸教授、中嶋悠一朗講師らの研究グループが、栄養環境に応答した脱分化現象を同定
- 2023/08/29
- プレスリリース 天然物合成化学教室の渡邉祐基大学院生、両角久寛大学院生、武藤大之博士、萩原浩一助教、井上将行教授が、ステロイドアルカロイドであるバトラコトキシンの全合成を達成
- 2023/08/04
- プレスリリース 蛋白質代謝学教室の入木朋洋大学院生(研究当時)、濱崎純講師、村田茂穂教授らによる研究グループが老化細胞におけるタンパク質分解センターを発見
- 2023/07/05
- お知らせ 薬学系研究科の後藤由季⼦教授がEMBO Associate Memberに選出されました
- 2023/06/16
- プレスリリース 遺伝学教室の中野翔太郎大学院生(研究当時)、樫尾宗志朗助教、三浦正幸教授らによる研究グループが、ショウジョウバエを用いて感染によらない自己成分を介して組織傷害を感知して自然免疫を活性化するメカニズムを解明
- 2023/06/13
- プレスリリース 天然物化学教室の呂双 大学院生(研究当時)、森貴裕 准教授、阿部郁朗 教授らの研究グループが、抗生物質の生物活性に重要な分子骨格を構築する新奇縮合酵素の構造機能を解明
- 2023/05/23
- プレスリリース 生命物理化学教室の徳永裕二 助教と竹内恒 教授らの共同研究グループが、サブテラヘルツ波が⽔とタンパク質のミクロな混合を加速することを発見