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2023/07/05薬学系研究科の後藤由季⼦教授がEMBO Associate Memberに選出されました
薬学系研究科分子生物学教室主任の後藤由季子教授が、欧州分子生物学機構(EMBO)のAssociate Memberに選出されました。
生命科学研究の発展を目指して1964年に発足したEMBOは、ライフサイエンス分野で顕著な業績を残した研究者約1,900余名からなる会員を有する組織です。欧州を中心とする30の加盟国からMemberが、加盟国以外の国からAssociate Memberが選出されます。今までに日本からはノーベル賞受賞者をはじめ18人が選出されています。今年は、欧州を中心とする加盟国の60名のMemberと加盟国以外の世界各国から9名のAssociate Memberが終生会員として選出されました。後藤先生は大学院時代に「MAPキナーゼ経路の同定」という細胞内情報伝達研究のランドマークとなる研究をされ、その後、細胞の生存シグナルの研究を発展されました。さらに近年は神経幹細胞運命制御機構の解明に多大な貢献をされこの分野を牽引しています。後藤先生の溢れるパッションは私たちに研究の根源的な面白さを伝えてくださいます。益々のご活躍を祈念しております。
文責・三浦正幸(薬学系研究科長)
関連リンク
欧州分子生物学機構 (EMBO) WEBサイト
生命科学研究の発展を目指して1964年に発足したEMBOは、ライフサイエンス分野で顕著な業績を残した研究者約1,900余名からなる会員を有する組織です。欧州を中心とする30の加盟国からMemberが、加盟国以外の国からAssociate Memberが選出されます。今までに日本からはノーベル賞受賞者をはじめ18人が選出されています。今年は、欧州を中心とする加盟国の60名のMemberと加盟国以外の世界各国から9名のAssociate Memberが終生会員として選出されました。後藤先生は大学院時代に「MAPキナーゼ経路の同定」という細胞内情報伝達研究のランドマークとなる研究をされ、その後、細胞の生存シグナルの研究を発展されました。さらに近年は神経幹細胞運命制御機構の解明に多大な貢献をされこの分野を牽引しています。後藤先生の溢れるパッションは私たちに研究の根源的な面白さを伝えてくださいます。益々のご活躍を祈念しております。
文責・三浦正幸(薬学系研究科長)
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