メニュー

EN

トピックス

2021/12/28

古市泰宏先生が第5回日本医療研究開発大賞文部科学大臣賞を受賞


古市泰宏先生(現新潟薬科大学客員教授)は東京大学薬学系大学院時代(衛生裁判化学、浮田忠之進教授)から核酸化学を学び、その基盤の上に、1975年にm7GpppNmキャップ構造をmRNA中に発見されました。このキャップ構造はmRNAの5’末端に存在し、mRNA翻訳と安定性に関わる真核生物に共通の化学修飾です。Covid-19 mRNAワクチン開発においてもキャップ構造は不可欠なmRNA修飾として使われ、古市先生の基礎研究は多くの人を感染から守るワクチン開発に大きく貢献しました。

日本医療研究開発大賞は、医療分野の研究開発の推進に多大な貢献をした事例に関して、功績を称えることにより、国民の関心と理解を深めるとともに、研究者等のインセンティブを高めるための賞として平成29年度より行われています。文部科学大臣賞は科学技術・学術の振興の視点から特に顕著な功績が認められる事例に関して授与されます。
 

2021/08/16
お知らせ 火災発生のお詫び
2021/07/29
受賞 天然物合成化学教室の伊藤寛晃助教が2021年度天然物化学談話会奨励賞を受賞
2021/07/29
プレスリリース 天然物合成化学教室の廣瀬哲博士、渡邉歩大学院生、荻野公平修士、長友優典講師、井上将行教授が、抗HIV活性や抗鎮痛活性を有する複雑天然物群の全合成に成功
2021/07/21
プレスリリース 天然物化学教室の森貴裕助教と阿部郁朗教授らが、一回の反応で基質に3つの酸素原子を導入する世界初の新奇酸素添加酵素の立体構造基盤を解明
2021/07/19
プレスリリース 基礎有機化学教室の内山 真伸 教授らと山梨大学の佐藤 玄 助教(本学卒業生)らの共同研究グループは、理論計算を用いてテルペン系類縁天然物の複雑な化学構造がどのように生合成されているのか、長年の謎を解き明かした
2021/04/16
プレスリリース 分子薬物動態学教室の根本駿平 大学院生、森田勝久 大学院生、 水野忠快 助教、楠原洋之 教授がトランスクリプトームデータ解析による、天然物の複雑な作用の理解を促進する方法論を開発
2021/04/14
プレスリリース 機能病態学教室の富田泰輔 教授と堀由起子 講師、 有機合成化学教室の金井求 教授と相馬洋平 グループリーダーらが、アルツハイマー病モデルマウス脳内に蓄積したAβを光酸素化し、病態を改善することに成功
2021/04/09
受賞 薬学系研究科所属の淡川孝義 准教授が、令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞しました。
2021/04/08
プレスリリース 細胞情報学教室の中村俊崇 大学院生、名黒功 准教授、一條秀憲 教授らが、 低温ストレスによるフェロトーシス誘導機構を解明
2021/03/26
プレスリリース 有機合成化学教室と機能病態学教室が共同で、アルツハイマーモデルマウスの脳内で非侵襲的にアミロイドβの凝集体を低減する化学触媒を開発
東京大学

東京大学 薬友会 薬学振興会
東京大学 医療イノベーションイニシアティブ
ワンストップ創薬共用ファシリティセンター 創薬機構
東大アラムナイ 東京大学基金

Copyright© 2018
東京大学大学院 薬学系研究科・薬学部
All Right Reserved.
Produced by coanet

ページの上部へ↑